・クラウドワークスで動画編集の案件を受けたいけどやり方が分からない。
動画編集を始めて最初の案件を受けようとすると、こんな悩みが出てきますよね?
動画編集始めて最初の大きな壁は初案件の獲得です。
当たり前ですが、この壁を乗り越えないと動画編集で稼ぐことは出来ません。
私も最初の案件はめちゃくちゃ不安でした。
しかし現在では、受注率10%以下と言われるクラウドソーシングで安定して案件が取れるようになりました。
この記事では、そんな私がクラウドソーシングで案件の受け方や案件受注率を上げる方法を解説しています。
この記事を読めばクラウドワークスで案件を獲得できるようになり、更に動画編集の副業で稼げるようになるでしょう。
目次
クラウドソーシングの動画編集案件は稼げる?
クラウドソーシングの案件は、はっきり言うと稼げません。
ただし案件は比較的簡単なものが多く、初心者の方が経験を積むにはちょうど良い修行の場となっています。
簡単にクラウドソーシングのメリット・デメリットを紹介。
メリット
・参入ハードルが低い
簡単に登録できて、応募方法も簡単なので誰でも参入できる。
・案件が豊富
多くの人が利用しているので、案件の募集がたくさんある。
・自分に合った難易度を選べる
多くの案件があるので、自分が出来そうな案件を選び応募することが可能。
“カットのみ”や“テロップのみ”といった案件もあります。
案件をちゃんとこなせるか不安な方は、簡単な案件から始めるのがオススメ!
デメリット
・ライバルが多い
誰でも簡単に登録できるので、沢山の人が案件に応募するためライバルが増える。
※単価の良い案件は数十人応募することも。
・全体的に単価が安い
時間のある主婦や副業で少し稼げれば良いといった人が多いので、単価が安くなってしまうことが多い。
このようなメリット・デメリットを踏まえて、クラウドソーシングを利用する場合は、目的を“稼ぐ”ではなく“実績を積む”にしましょう。
クラウドソーシングの種類
国内のクラウドソーシングで大手2つの紹介
クラウドワークス
案件数は一番。国内最大級のクラウドソーシング。
ランサーズ
クラウドワークスよりは単価が若干高いと言われていますが、そこまで変わらない。
この2つ以外のクラウドソーシングは案件数が少なかったりするので、あまりおすすめ出来ない。
最初は両方登録して案件探してみても良いですが、最終的にはどちらかに絞った方が良いです。
理由は“実績や評価がバラけてしまう”からです。
案件をこなすと納品した実績を得たり、クライアントからの評価が貰えることがあります。
当然ですがクラウドワークスで受けた実績や評価はランサーズには反映されないので(逆も同じ)、どちらかに絞った方が実績や評価が高くなり案件受注に有利になります。
大差はないのでどちらでも良いと思いますが、個人的にオススメなのは案件数が多いクラウドワークス!
クラウドソーシング案件の種類
クラウドソーシングの案件には大きく分けて3つのパターンがある。
①タスク形式
クライアントの依頼内容に対して、ワーカーの選定や交渉をすることなく、クラウドワークス上で作業を行ってもらい納品を行う形式です。
特に多いのはアンケートに答える系。
②コンペ形式
コンペ形式は、募集内容に対しての制作物の提案を集めることができる形式です。
特に多いのはロゴマークやキャッチコピーの募集
③プロジェクト形式(クラウドワークスでは固定報酬制or時間単価制の表記)
プロジェクト形式は、依頼者が自分の依頼したい仕事内容をクラウドソーシングサービスに掲載し、実際に作業を受託するワーカーを募集する仕事方式です。
動画編集案件のほとんどがこのプロジェクト形式になります。先にクライアントと契約を結び、業務のやり取りした後に制作物を納品して報酬を得る、という流れ。
クラウドソーシング案件の探し方と流れ
クラウドソーシングに登録したら、案件を探して受注してみましょう。
案件の探し方
案件の探し方は簡単で、『仕事を探す』の検索窓から『動画編集』と打ち込んで検索すればOK。
まずは色々な案件を見てみましょう。
最初は全く分からないと思いますが、色々見ていると段々と分かるようになってきます。
案件を決める際に重要なのは
- 完成形をイメージ出来るか?
- スキルアップに繋がりそうか?
- 実績になりそうか?
を意識しましょう。
スキルアップや実績を積むのが目的なので、単価はあまり考えなくてOK!
少しでも稼ぎたい方はもちろん単価なども意識しましょう。
案件の流れ
クラウドワークス案件の基本的な流れは
案件に応募→クライアントが受注者の選定→採用→具体的な打合せ→作業→納品→支払い
になります。
クライアントによって異なりますが、打ち合わせなどのやり取りにはチャットワーク、納品にはギガファイル便を使用することが多いです。
どちらも無料で使用可能で使い方も簡単です。
事前に使えるようにしておくとスムーズに案件を進められます。
- チャットワーク
- ギガファイル便
必須ではありませんが、使えるようにしておくとベスト。
クラウドソーシングで受注率を上げる3つの方法
良い案件が見つかったら次は応募をしましょう。
案件に応募する際は、当然ですがライバルがいます。
単価が高いなど人気の案件であればライバルの数は多くなります。
もちろんライバルの中からクライアントに選ばれなければ案件を得ることが出来ません。
ここからはその案件受注率を上げる3つの方法を解説していきます。
①ポートフォリオや自己紹介動画の作成
クライアント(依頼者)が一番求めるのが、依頼した仕事が出来るかどうか(=スキル)になります。
どんなに人間性が良くても、依頼した仕事をこなしてくれなくては意味がありません。
そしてクライアントがあなたのスキルを把握できる手段が、ポートフォリオや自己紹介動画なのです。
- ポートフォリオとは、自分が過去に携わった作品集
- 自己紹介動画とは、自分はどんな人間か?どんな事ができるのか?などの動画
なので自己紹介動画やポートフォリオの完成度が案件獲得の大きな鍵になってきます。
動画編集を始めたばかりだと過去の作品はないので、まずは自己紹介動画を作成しましょう。
参考
自己紹介動画の作り方はこちらの記事で紹介しています。
②提案文の工夫
提案文とは募集に対して、その仕事をやりたいと提案することです。
提案文で大事なのは“ある程度のテンプレ化をしつつクライアントの欲しい情報を入れる”です。
まずテンプレ化ですが、これは提案文に最低限入れておきたい内容を予めまとめておくことです。
内容としては
- 自己紹介
- スキル
- 実績(最初は無いので自己紹介動画を入れる)
- 納品日
- 心構えや意気込み
- 使用可能なソフト
この辺りをまとめておきましょう。
まとめる際の注意点は、あまり長すぎないように簡潔にまとめることです。
長すぎる文章は読む側が大変になるので気を付けましょう。
テンプレ化以上に大事なのは“クライアントの欲しい情報に応えること”です。
募集文には『応募方法』や『応募条件』が記載されていることが多いです。
この『応募方法』や『応募条件』に対しての返答がクライアントが欲しい情報なので、出来る限りここは提案文にいれましょう。
下の画像は実際に募集されていた案件の一部を切り取ったものです。
この場合であれば、①と②の部分に対しての返答を提案文に入れましょう。
特に②の応募方法はクライアントが絶対知りたい情報(採用の基準)なので、必ず提案文に盛り込む必要があります。
これを入れないと、
募集文を読んでない→何も考えていない→仕事が出来るか不安
みたいな印象をクライアントに与えてしまうので、受注率はかなり下がってしまいます。
応募方法への返答は必ず提案文に入れましょう。
後は、①の募集条件に対してのアピールをすると受注率が上がります。
例えば『業務のやり取りをスムーズに出来る事』に対して、
- 2時間以内に必ず返信します。
- 毎日進捗報告を行います。
などを入れてクライアントにアピールしましょう。
もちろん嘘はダメなので、出来ない事を書いてはいけません。
必ず出来る事でアピールになることを提案文に盛り込みましょう。
③プロフィール欄の埋める
クラウドソーシングにはプロフィール欄があります。
このプロフィール欄を埋めることによって受注率が上がります。
理由は簡単で、クライアントは全く知らない人に仕事を頼みたくないからです。
これは説明するより実例を見た方が分かりやすいです。
例えば下の画像のプロフィール欄を見て、実際に仕事を依頼したいのはどちらでしょう?
A
B
どちらの方がしっかり仕事をしてくれそうですか?
ほとんどの方はBさんを選ぶでしょう。
このようにプロフィール欄がしっかり埋まっていないと受注率が下がってしまいます。
とは言ってもプロフィール欄は結構なボリュームがあり、全て埋めるのはなかなか大変です。
スキルや実績が無くて書けない場所もあると思います。
なので“出来るだけ埋めること”を意識しましょう。
- ポートフォリオや自己紹介動画の作成
- 提案文の工夫
- プロフィール欄を埋める
この3つは実績は関係ないので初心者の方でも実践可能です。
しっかり実践すればクラウドソーシングで受注率を上げることが出来ます。
クラウドソーシングを活用する目的を決めよう
クラウドソーシングは初心者が最初の案件選びとして、一番難易度が低いと思います。
しかし単価の安さやライバルの多さから稼ぎ続けるのは困難です。
そこで有効なのはクラウドソーシングでは
- 実績稼ぎ
- スキルアップ
- 継続案件探し
と目的を絞って案件を受注するのがオススメです。
ですので、低単価の案件だからといって手を抜いてしまうと継続案件に繋がらなくなってしまいます。
案件を獲得したら、単価が安くても『今できる最高の作品を作る』という意識でやりましょう。
参考
営業や交渉が苦手な方はこちらの記事をどうぞ!
まとめ
今回の記事のまとめ
- クラウドソーシングは稼ぐのが難しい
- クラウドワークスかランサーズがおすすめ
- 受注率を上げる3つの方法を活用しよう
- クラウドソーシングは目的を絞って活用しよう
クラウドソーシングは初心者向けの案件獲得方法です。
慣れてきたら他の案件獲得方法も視野に入れて動画編集で稼げるようにしていきましょう。
参考
その他の案件獲得方法などはこちらの記事にまとめてあるので、参考にしてください。
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【初心者向け】動画編集の副業で案件獲得方法と継続案件に繋げるコツ
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