・営業が苦手なのでクラウドソーシングなどで良い案件が取れない
このような悩みを抱えていませんか?
営業や単価アップの交渉が苦手な人におすすめの方法を解説します。
もちろん、単価アップや好案件を獲得するには営業や交渉をしたほうが簡単です。
しかし私もそうですが、営業や交渉が苦手な人も多いと思いますので、そんな方はこの記事で紹介するやり方を参考にしてみてください。
まずは私の体験談をざっくり説明。
当時はAdobeを購入して2ヶ月程で、特別な編集スキルがあるわけではありませんでした。
しかし現在は登録者2万人のYouTubeチャンネルの動画編集をやっています。
そこに至る経緯は
元々はクラウドソーシングでよくある単価1500円のYouTube動画編集案件1件納品。
その後にこちらからの営業無しで
『私が運営している登録者2万人のYouTubeの編集を任せたいのですがどうでしょうか?』
とのお話を頂きました。
ではどうやって登録者2万人のYouTubチャンネルの動画編集をやらせてもらえたのかをお伝えします。
目次
営業や交渉をせずに好案件獲得・単価を上げる方法の解説
結論は
- クラウドソーシングなどで編集ディレクターがいそうな案件を獲得する
- 妥協をしない
- 当たり前のことを当たり前にやる
この3つです。
私の場合はYouTube動画案件でしたが、この方法はその他の案件でも十分使えます。
順を追って解説解説します。
まず前提としてこちらから営業しない以上、
- 『単価を上げます』
- 『この案件をお願いしたいです』
などと相手から言わせる状況を作らなければならない。
ではどうすれば相手が言ってくれるのか?
返報性を利用する
返報性とは、人から何かしらの施しを受けたとき、「お返しをしなくては申し訳ない」というような気持ちになるという心理作用のことです。
要するに、低単価案件に対して、逆の意味で単価に見合わない(クオリティが高い)動画を納品した場合、
『安い案件でこんなに良い動画を作ってくれたからお返ししてあげなきゃ』
という心理になるのです。
編集ディレクターがいそうな案件を探す
なぜ編集ディレクターがいそうな案件かと言うと、動画編集のクオリティが分からないクライアントの場合、高クオリティな動画を作っても優秀な人材と判断してくれないからです。
その点、編集ディレクターは
- 編集ディレクターは多くの動画を見ているため、動画のクオリティを判断してくれる。
- 多くのYouTuberと繋がりがある可能性が高く、動画のクオリティが高ければ紹介してくれるかも。
上記の理由から出来るだけ編集ディレクターがいる案件を狙った方が良い案件や単価アップに繋がりやすい。
ただし編集ディレクターがいる以上、直接案件を受けるよりは単価が低くなってしまうので単価アップよりは良い案件の方を狙った方が良いです。
営業や交渉をしない具体的な手順の解説
ここからは具体的な手順を解説していきます。
まずはクラウドソーシングなどで案件を獲得しよう
クラウドソーシングは基本的に単価が安いです。
もちろん条件の良い案件もありますが、かなり実績を積まないとライバルが多すぎて基本的に受注は無理ゲーです。
ですのでクラウドソーシングでは、単価以外の目的を持ちましょう。
単価以外の目的については下記リンク先の記事で解説しています。
【初心者向け手順解説】クラウドソーシングで動画編集案件の獲得方法!
通常のYouTube編集案件(カットのみとかではなく動画1本全ての編集)だと単価1000円~3000円が多く、そのような案件でも一定数の応募があります。
私の体感ですが、3000円を超えてくるとライバルが増える+ライバルのレベルも高くなり案件を取るのが難しくなります。
このようにクラウドソーシングは単価が良い案件はライバルが強く競争が激しい。
しかし一方で単価が安い案件はライバルが少ない+ライバルのレベルが低くなるので比較的案件が取りやすいです。
ですので、まずは
- 単価が安め(ライバルが少なそうな案件)
- 編集ディレクターがいそうな案件
を探しましょう。
編集ディレクターがいそうな案件の例
案件が見つかったら、まずは採用を目指しましょう。
案件が取れそうな単価が低い案件でも、基本的にライバルは一定数いるので適当に応募してもダメです。
関連
案件獲得後にやるべきこと
案件を獲得したら意識することは
- 当たり前のことを当たり前にやる
- 妥協をしない
上記の2つを特に意識しましょう。
①の“当たり前のことを当たり前にやる”とは”ビジネスマンとして当たり前”のことです。
この当たり前の事とは
- 納期を守る
- 出来るだけ即レス(遅くても1日以内)
- 最低限のビジネスマナー(言葉使いなど)
です。
これはある程度クラウドソーシングで募集をしていて経験のある編集ディレクターに聞いた話ですが、この辺りをしっかりやるだけで動画編集者として上位20%に入れるそうです。
この3つは動画編集スキルに関係なく、誰でも出来る事です。
しかし出来ていない動画編集者が多いので、この辺りをしっかりやるだけで上位20%の優秀な動画編集者になれます。
②の“妥協をしない”は高クオリティな動画を作成する意味での妥協をしないになります。
高クオリティな動画を作成するといっても高度な動画編集スキルはそこまで必要ありません。
もちろん高度な動画編集スキルがあった方が良いですが、特にYouTube動画ではそこまで高度な編集スキルは求められません。
それよりも大事なのは1つ1つの編集作業をしっかりとやることです。
例えば
- トーク部分のカットをした後に繋がりや話の流れがおかしくないか?の確認
- 効果音の音量が大きくないか?の確認
- テロップの位置や大きさは適切か?の確認
- テロップが要約テロップであれば、どこにテロップを入れると分かりやすいかを考える
など、編集を流れ作業でやるのではなく1つ1つを高クオリティに仕上げるイメージでやりましょう。
この辺りは編集スキルが無くても時間をかければ可能なことです。
- 当たり前のことを当たり前にやる
- 妥協をしない
この2つを意識してやるだけで、動画編集者としてかなり優秀になれます。
まとめ
今回の内容を簡単にまとめると
step
1編集ディレクターがいそうな案件を獲得する
step
2クオリティが高い動画を納品する
step
3返報性を利用し、相手から単価アップや良い案件の紹介をしてもらう
この流れになります。
冒頭でも言ったように営業や交渉をした方が、良い案件の受注や単価アップはしやすいです。
この方法はあくまで営業や交渉が苦手な方向けであり、確実に成果が出るわけでもありません。
基本的には営業や交渉スキルを磨くまでの一時しのぎ策として活用してください。
でも私のように苦手意識がある方に少しでも参考になればと思います。