・案件を受けたことがないから不安で行動出来ないし、失敗したくない。
動画編集の副業を始めるとこんな悩みが出てきますよね?
動画編集のスキルを身につけても案件を受けなければ収入に繋げることが出来ません。
しかし初めての案件を受けるには自信がなかったり、どのようにすれば良いか分からないですよね?
この記事では案件の種類や手順、案件を獲得するために必要なことをまとめた記事になっています。
この記事を読めば案件獲得がスムーズになり、動画編集の副業で収入を上げることが出来るようになります。
目次
動画編集初心者が案件獲得するためにしておくべき準備
まずは案件獲得率を上げるために必要な準備をしましょう。
必須ではありませんが、これから紹介するものを全くしない状態だと案件獲得はかなり厳しくなります。
自己紹介動画の準備
自己紹介動画の作成はめちゃくちゃ大事です。
なぜかと言うとクライアントはスキルで判断するからです。
ポートフォリオや自己紹介動画をみて、依頼した仕事がちゃんと出来るかどうか見極めたいと思ってます。
なので自己紹介動画と言っても、自分の紹介ではなくスキルをアピールするために作成しましょう。
参考
詳しい作成方法はこちらの記事で紹介しています。
動画編集スキル以外の付加価値を身につける
あると案件獲得率のアップや継続案件時の単価アップに繋げられる。
その中でも特におすすめな3つの付加価値スキルを紹介します。
サムネイル作成 スキル
YouTubeに動画をアップするときにほぼ確実に必要になります。
動画編集と一緒にサムネイルまで作ってくれたらクライアントは手間が減って助かりますね。
そんなサムネイル作成に便利なツールを紹介。
【 Canva 】
無料で利用可能だが一部機能制限あり
無料のみでも問題なく作成できる。
サムネイル作成だけでなく、YouTubeのエンディングなど簡単な動画も作成できるので便利。
【 Photoshop 】
有料で使用可能
Premiere Proを使っているなら使いこなしたいツール。
サムネイル作成以外にも画像加工など出来るので、とっても便利。
どちらか使いこなせればサムネイル作成は可能です。
マーケティングスキル
継続案件を狙うならマーケティングのスキルがあると有利になります。
マーケティングとは定義は様々ですが、簡単に言えば『商品を効率よく売るために必要な手順』みたいなものです。
と思うかもですが必要あります。
商品を動画に置き換えて、どうやったら動画を見てもらえるか?を考えることが出来ます。
マーケティング視点での提案はクライアントにしてみたら助かることが多いです。
クライアントは動画を誰かに見てほしくて動画を作成するわけですからね。
YouTube分析スキル
YouTubeにはYouTube Studioという動画投稿者が使用するアプリがあります。
どの動画がどのくらい見られているか?などを詳しく分析できるようになっていますが、専門用語などがたくさんあって上手く活用できていないYouTuberも多いです。
この分析を行い提案に繋げることができれば、クライアントは助かるでしょう。
単発案件狙いならほとんど必要ありませんが、YouTubeの継続案件を狙うならあると有利です。
- サムネイル作成スキル
- マーケティングスキル
- YouTube分析スキル
この辺りが出来ると案件獲得率がアップします。
初案件獲得時のマインドセットとコツ
動画編集で収入を得るには、スキルを身につけたあとに案件を受けなければいけません。
しかし実際に案件を受けるには勇気が必要。
私は動画編集の副業をやる場合に一番勇気がいるポイントだと思っています。
とは言え、こればっかりは自分で勇気を振り絞る以外に方法はありません。
『失敗しても大丈夫!』『自分なら出来る!』と勇気を出して一歩踏み出してみましょう!
と言っても
『ちゃんと最後まで完了させることが出来るか不安』
『失敗してクライアントに怒られないかな・・・』
この様な不安が出てくる人も多いでしょう。
そんな方におすすめなのが、超簡単な案件から始めるです。
クラウドソーシングにはたくさんの案件があり、その中には『カットのみ』とか『テロップのみ』など超簡単な案件があります。
あとはタイトルに『初心者歓迎』『未経験者OK』の様な表記の案件もあります。
このような案件であれば、難易度が低めで“受けてみたけど難しすぎて納品出来ない”といったことがほとんど無くなります。
まずは簡単な案件から始めることにより少しずつ自信をつけていきましょう。
案件獲得方法の紹介
初心者向けと中級者~上級者向けの案件獲得方法を紹介します。
『どの案件獲得方法を選べばいいか分からない』という方は、比較的難易度の低いクラウドワークスかランサーズで案件を狙うのがおすすめです。
━ 初心者向けの獲得方法 ━
クラウドワークスとランサーズ
単価は安いが動画編集の仕事に慣れるのには最適なのがクラウドソーシングです。
参考
詳しく知りたい方はこちらの記事で解説しています。
しかし主婦や副業で利用している人が多いのでライバルも多い。
1件の案件に数十人応募することもあるので案件獲得率は数%とも言われています。
ただし、この後に紹介する2つのことをしっかり行えば、案件獲得率を大幅に上げることが出来ます。
提案文を工夫する
1つめは提案分を工夫するです。
提案分とはクライアントの募集に対して、その仕事をやりたいですと提案することです。
その提案文で大事なのが、“ある程度のテンプレ化をしつつクライアントの欲しい情報を入れる”です。
テンプレ化とは
- 自己紹介
- スキル
- 実績(最初は無いので自己紹介動画を入れる)
- 納品日
- 心構えや意気込み
- 使用可能なソフト
この辺りを簡潔にまとめておきましょう。
※あまり長すぎると読むのが大変になり、クライアントに余計な手間を取らせてしまうので注意。
テンプレ化以上に大事なのが“クライアントが欲しい情報を入れること”です。
クライアントは募集分の中に、『応募方法』や『応募条件』を記載して募集することが多い。
この応募方法や応募条件に対しての返答がクライアントが欲しい情報なので、最低限ここは提案文に入れましょう。
クライアントが欲しい情報とテンプレを合わせて提案文を作成すると受注率がアップ。
プロフィール欄を埋める
2つ目はプロフィール欄を埋めるです。
プロフィール欄を埋めれば受注率はアップします。
とは言えぶっちゃけめんどくさいので、クラウドソーシングは最初の実績稼ぎと割り切ってある程度埋めるだけでもOK。
ずっとクラウドソーシングで稼ぎたいと考えている、全然案件が取れないって方はしっかり埋めましょう。
- 提案分を工夫する
- プロフィール欄を埋める
この2つと自己紹介動画があれば、案件獲得率はかなり上がります。
参考
自己紹介動画の詳しい作成方法はこちらの記事で紹介しています。
メモ
基本的におすすめはしませんが、どうしても案件が取れない場合は報酬金額を下げて提案すると受注率はアップします。
しかし、受け取れる金額は少なくなるので、どうしても案件が取れない時の最終手段として使いましょう。
━ 初心者向けの獲得方法 ━
Twitterで案件獲得
Twitterで案件を獲得する方法を紹介します。
『動画編集 募集』
と検索するだけである程度の案件を見つける事が出来ます。
注意点としては古いツイートが表示される場合があるので日付をしっかりと確認しましょう。
※古い案件に応募すると相手に迷惑がかかるので注意。
最新順に並べ替えると古い案件が上位に出てこなくなりますが、余計なツイートが多く出てきてしまうのが難点です。
良い案件が見つかったらリプやDMして応募しましょう。
━ 中級者~上級者向けの獲得方法 ━
ココナラ
ココナラの特徴としてはスキルを売れることです。
クラウドソーシングは募集に対して応募する流れでしたが、ココナラは相手がスキルを買うのでこちらから応募することはありません。
ただしサービス内容の設定や注意事項など色々な条件設定があるため、ある程度の経験がないと難しい。
初案件時はおすすめしませんが慣れてきたら登録しておくと、こちらから営業しなくて済むので楽になる。
━ 中級者~上級者向けの獲得方法 ━
企業に直営業をする
動画を必要としていそうな企業に直接営業する方法です。
クラウドソーシングでも企業の案件はありますが、それだと競合が多い上に単価も安いことが多いです。
直営業はクラウドソーシングに案件を出していないような潜在的な顧客(企業)に対して営業するので、競合も少なく単価も高くなりやすいです。
しかし企業に直営業するには営業スキル必須。
自分の編集スキルのアピールや動画を作成するメリットなどをしっかり提示できないと契約に繋げることは出来ません。
しかし単価は抜群に高いので最終的には目指したい。
案件獲得した時に気を付けること
案件を獲得できたら継続案件に繋げることを意識しましょう。
基本的に最初の案件は、スキルなどの確認するために単価が安いことが多いです。
信頼を得て継続案件に繋げることで単価が上がります。
信頼を得るために必要なことは
- 納期を守る
- クライアントが求める以上のクオリティ
- 提案
最低限この辺りを意識して動画編集をしましょう。
思考停止で作業するとクライアントを満足させることは難しいです。
相手がどうやったら満足してくれるかを考えて行動すると良い結果に結び付きやすい。
実際に継続案件を獲得すれば動画編集で安定した収入を得ることが出来るでしょう。
まずはこの継続案件の獲得を目標に営業をしていきましょう。