・そもそもスクールと独学ってどんな違いがあるの?
こんな疑問にお答えします。
独学は手順を間違えると、とんでもなく遠回りになり多くの時間を無駄にしてしまいます。
私は独学で動画編集を学び、実際に案件を獲得することが出来ました。
この記事では動画編集を独学で学ぶ手順やスクールと独学の違いについて解説しています。
特にクラウドソーシングやSNSでYouTube案件を狙っている方は必見です。
この記事を読めば動画編集で案件獲得までの適切な独学方法が分かりますので、ぜひ最後まで読んでいって下さい。
参考
「スキルを習得する前に、パソコンや動画編集ソフトなどの準備はどうすればいいの?」という方は、まずはこちらの記事をどうぞ!
動画編集スキルを独学で習得する手順【4ステップで解説】
早速ですが、動画編集を独学する手順を4ステップで解説していきます。
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13つの基礎スキル習得
まずは基礎的な3つのスキル習得から始めましょう。
基礎的な3つのスキルとは
- カット
- テロップ
- BGMや効果音の挿入
になります。
勉強方法はYouTubeが一番おすすめですが、テキストでの学習が良い方はネット検索でも大丈夫です。
『ソフト名 + 使い方』
『ソフト名 + カット』
みたいな検索でOK。
編集ソフトによって異なるが、本気でやれば『数日~1週間程度』で習得可能。
ショートカットキーの設定
このショートカットキーの設定は、編集スピードに直結するので何気に重要。
と感じるかもですが、後で設定すると編集のやり方が変わり、再度覚えなおしになるので非効率なのです。
最初に設定しておけば覚えるのは1回のみで済みます。
これもYouTubeやネット検索で調べて設定しておきましょう。
『ソフト名 + ショートカットキー』
みたいな検索でOK。
設定に決まりはないので、YouTubeやサイトで公開されているショートカットキーをそのまま使用すれば良いです。
- 『自分なりのショートカットキーを作りたい』
- 『他の人の真似はしたくない』
など感じる方がいたら、もちろん自分で設定してもOKです。
参考
Adobe Premiere Pro使用者向け!おすすめのショートカットキー設定をこちらの記事で解説しています。
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2仕事を受ける動画のジャンルを決める
動画編集といっても様々な内容の仕事があります。
- YouTube関係の案件
- 企業などの広告作成案件
- ウエディングムービー案件
このような案件がありますが、今回はYouTube関係の案件に絞って解説します。
更に言うとYouTube案件にもジャンルがあり、そのジャンルによって編集方法が違います。
例えば
- エンタメ系は面白さ
- ビジネス系は分かりやすさ
- ゲーム系は系統によりますが見やすさ
みたいな感じで重視するところが違ってきます。
重視するところが違うと当然ですが編集方法も変わりますので、ジャンルをしぼって学習する必要があります。
って感じる方もいるかと思います。
“最終的に全ジャンルの動画編集が出来る”というのは可能だと思いますが、最初の段階ですべてのジャンルに手を出してしまうと
- ジャンルが多いほど学習時間が増える
- 案件のクライアント(依頼者)は、“全部出来る人”より“専門の人”を選ぶことが多い
というデメリットがあります。
①は分かると思いますが②は人間心理に関係することなので簡単に説明すると
例えばあなたが、野球を始めようとしたときに
- どんなスポーツでも出来る人
- 野球が得意な人
どちらから野球を教わりたいですか?
ほとんどが後者の“野球が得意な人”を選ぶはずです。
このようにジャンルを絞ることで、案件獲得の可能性が上がりますのでしっかり考えて決めましょう。
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3YouTube研究をしよう
YouTube研究とは自分の編集したいジャンルの動画を見て、編集方法や動画の構成などを参考にすることです。
YouTube研究をするメリット
動画の完成形をイメージできるようになる
動画の完成形をイメージするには、やはり動画を数多くみないと出来ません。
編集のバリエーションが増える
動画を編集する側の視点でみていると、『ここでこんな効果音入れてるのか』、『このテロップいいな』など様々な気づきがあります。
この気づきにより、自分が動画編集をするときのバリエーションが増えます。
研究しているジャンルで“どのような動画が人気あるのか?”が分かるようになる
研究をすると人気がある動画の共通点を見つけることに繋がったり、案件を受けたときの“クライアントに対しての提案”に使えたりします。
※クライアントに対しての提案とは
『こんな編集はどうでしょう?今人気のあるYouTuberの○○さんや○○さんはこのような編集方法を取り入れており、視聴者目線でも○○なメリットがあると思います』
このような提案が出来ると継続案件に繋がる可能性が上がるのでとっても大事です。
このようなメリットがあります。
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4実際に動画を作ってみる
YouTube研究も大事ですが、もっと大事なことは“実際に動画を編集すること”です。
実際に動画を編集することで
- 『モザイクってどうやってやるの?』
- 『こんなアニメーションをつけたい』
みたいな感じで色々分からないことが出てくると思います。
この問題をYouTubeやネット検索を活用して一個一個解決していくことで編集作業を覚えていくことが出来ます。
実際に動画を作成するのは、先ほど解説したYouTube研究をやりながら行うのが良いと思います。
『ちょっとした空き時間はYouTube研究』
『ある程度時間が確保できるなら動画作成』
こんな感じで分けると効率が良いです。
作成する動画はなんでも良いですが、一番のおすすめは自己紹介動画の作成です。
なぜ自己紹介動画かというと、案件獲得しようとした時に必要だからです。
正確に言えば自己紹介動画が無くても案件獲得は可能ですが、求められることが多い上に提出したほうが採用される可能性が大幅アップします。
どんなスキルを持っているのか分からない人に仕事を任せるのって怖いですよね。
自己紹介動画があれば自分のスキルをアピールすることが出来ます。
参考
詳しくはこちらの【受注率アップ】動画編集ポートフォリオ(自己紹介動画)の作成方法で解説しています。
自信がある方以外は、動画を1つも作ったことがないのに案件受けるのはなかなか難しいです。
自己紹介動画を作成することによって案件獲得の可能性が高まり、さらに“動画を作ったことがある”という自信にも繋がります。
動画編集での独学とスクールの違い
ざっくりと独学とスクールの違いを解説します。
独学 | スクール | |
メリット | ・自分で考える力が付く ・無料で出来る |
・ゴールまでの道順を示してくれる(指示してくれる) ・スキル習得までの時間が短い |
デメリット | ・ゴールまでの道筋がない(自分で考える) ・スキル習得までの時間が長い |
・自分で考える力が付きにくい ・お金がかかる |
特徴 | ・これで合っているか?という不安は常にある。 ・不安を無くすには目標までの道筋必要。目標までの道筋を考えるにはインプット量を増やす。 ・目標までの道筋が見えると、迷いが無くなり不安が小さくなります。 ・自分が不安や疑問に思っていることを、YouTubeやネット検索を活用して一つずつ解決していけばOK。 |
・ある意味思考停止でいける。(言われたことをやれば良い) ・スキル習得という意味ではかなりの近道。 ・目標までの道筋を知っている人に教えてもらえるから、余計な遠回りをしなくて済む。 ・まさに“時間をお金で買う”イメージ。 |
このようなメリット・デメリットがあります。
自分には独学が合ってないかもと感じるなら、費用はかかりますがスクールも選択肢に入れましょう。
参考
スクールも気になる方はこちらの【社会人や忙しい人向け】動画編集スクールおすすめ7選で解説しています。
まとめ
今回は動画編集の独学手順の解説をしました。
- 3つの基礎スキル習得&ショートカットキーの設定
- 仕事を受ける動画のジャンルを決める
- YouTube研究
- 実際に動画を作ってみる
この流れで独学することにより、動画編集スキルを身につける期間がグッと短くなるでしょう。
独学は不安との戦いでもあります。
正しい方法で独学して案件獲得を目指しましょう!
参考
動画編集の副業始め方はこちら
-
【簡単】初心者でもすぐに始められる!動画編集の副業始め方完全ガイド!
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